空気の状態を可視化することで、あなたの生活を変えましょう
なんだか過ごしにくい、なんだか心地悪い、なんだか寝苦しい、と思えばなんだか今日は快適だ。空気について考えたことがなければぜひ読んでみてください。
空気を計測することが大事な理由
心や体の不調には、温度や湿度、二酸化炭素濃度などが深く関係していることを知っていますか?
夏は暑くて冬は寒い、そう思いながらも冷暖房器具以外は何も対策をしていないのではないでしょうか。二酸化炭素濃度とは聞くけれど、よくわからないよ。私もそうでした。まずは家の中の温度や湿度を測ることが大事です。日々計測することで、快適に過ごせる温度や湿度、二酸化炭素濃度がわかるようになります。
空気を知るステップ
一気に知ろうとすると良くわからなくなるので、計測開始から10年以上経つ私の経験からおすすめの順番をお伝えします。数値の変動に興味を持つことで、今の状態がわかり、対処や対策ができるようになります。
温度計、湿度計を買って、屋内の何ヶ所かに置きましょう。温度が高くなりそうなところや、湿気が多そうなところにも設置することで、屋内でどれくらいの差が生じているかを把握することができます。
例:リビング、寝室、洗面台、仕事部屋。
何ヶ所かに置きたいので、あまり高価ではないもので良いと思います。快適かどうか、みたいなざっくりした目安がわかる機能があるとより感覚が掴みやすくなります。
室内の感覚が掴めてきたら、ベランダなど、屋外の温度と湿度もわかるようにしましょう。屋内と屋外の温度差、湿度差の感覚を身につけることで、その日の行動も決めやすくなります。外出する際は、携帯用の計測器を持ち歩いて、特に夏は熱中症対策の目安にしましょう。
この計測はとても日常生活にとって有益だなと思います。屋外の一番暑くなりそうなところや、洗濯を干したり、よく行く場所に置くと良いです。
携帯用はこのあたりでしょうか。夏の暑い日の散歩で日中歩きすぎることを防止する目安や、出張の時にビジネスホテルの部屋の湿度の計測に使っています。温度はどこも見れるビジネスホテルが多いですが、湿度は見れるところのほうが少ないですよね。
温度はエアコンやサーキュレーター、ヒーターなどなどで管理しますが、湿度は除湿器、加湿器です。住む地域によっても必要性が変わると思いますが、東京都内に住む場合、特に除湿器は一年を通して大活躍します。地方から上京してきた私にとっては、湿気や結露、ひどくなるとカビや腐食との戦いが数年続きました。今ではその経験もあって、一年を通してしっかりと季節に合わせた対策をしています。
温度と湿度の感覚が身についてきたら、エアコンや加湿、除湿器を使って快適な温度と湿度のコントロールができるようになります。そうなるともう一歩踏み込んで、二酸化炭素濃度も把握しましょう。リモートワークの場合、仕事部屋に計測器を導入してみてください。
精度が気になるところはありますが、目安を知って換気をすることができるので重宝しています。これを導入して、換気タイミングがわかるようになったので、リモート会議が続いた時の変な頭痛が無くなりました。
最終的に空気清浄機まで導入できれば、空気の環境を整えることができます。PM2.5や花粉、ハウスダウスト、ニオイといったジャンルまで検知、対処ができるようになります。
私はPanasonicを推していますが、みなさんそれぞれ好きなメーカーのもので良いと思います。このステップまでくれば、少し良いグレードの機種を導入することをおすすめします。私は花粉症なのですが、花粉の季節に格段に過ごしやすくなりました。
さっそく今から計測を始めてみてください
具体的にいくらかかるの?
空気に興味が持てましたか?まずはSTEP1、計測器を買って、測ってみることから始めましょう!1個1〜2,000円で始められます。ひとまず1個買ってみて、計測する価値を感じられたら増やしてみる、でも良いと思うので、始めやすいやり方でやってみましょう。
\このあたりでも手頃でいいですね!/
快適な空間で、素敵な時間を過ごしましょう。森林浴のような快適さまではたどり着けませんが、少し意識するだけで格段に過ごしやすくなります。そしてもし、みなさんの生活に変化が起きたら、ぜひコメントやメッセージで教えてください。
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